田舎暮らし&スローライフはほどほどで
スローライフ、田舎暮らし。自然との共存。 田舎者だから言える、その理想と現実。
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第4回 ご存じ? イナカの生活排水はそのまま川へ
都会の人が、そのままの生活感覚でイナカへ行くと、まず驚かされるのが水の便の意外さ。

例えば、水道水と思っていたら実は山から給水しているものがきていたり、
地下水なので飲んではいけないといわれていたり。

なかでもびっくりするのが、台所やお風呂場で流す水が、そのまま側溝へ流れ出て、そして川へ。
入浴剤なんか使ってたら一目瞭然。

そうです設備が整ってないため生活排水はそのまま川へ流れ出ていってしまうのです。
だから、なるべく入浴剤をつかわないようにとか、シャンプーや台所洗剤は自然製品をえらばなくてはなりません。
しかし都会からただイナカがいいというだけの人はそこまで気にしておらず、
またもともといる人もそれが生活の一部だから、
今日も川に汚水がながれているのです。
そしてその川の河口では子供が遊んでいるのです。
その海は海水浴場になっているのです。
第3回 この桜の木が突然切り倒されたわけ。
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一昨年の満開の桜。



私が住んでたとこの集落には、一本の大きな桜の木がありました。
毎年春になると花が満開になり、それは綺麗でした。
うぐいすもめじろもこの木に止まり、鳴いていました。


そしてその年の夏、 唐突にその桜の木は切り倒されました。


なぜ。



そのすぐとなりの住居の人が「毛虫が洗濯物にくっついてきて困るから」という理由で町役場へ依頼したからでした。


そのくせその住人は平然とゴミを焼却しその煙を他の住居の洗濯物へただよわせて、その自覚がありません。
そもそも自分でゴミを焼却する行為はダイオキシンetcのおそれから法的に禁止になったはずなのに、田舎では取り締まりが極度に甘いですから、
いまでも平気で浜辺でダンボールや生ゴミ、家庭ゴミが燃やされています。

まるでどこかの河川敷の身勝手ゴルフのように、無法地帯です。

でも、河川敷ゴルフのようにマスコミがさわぎたてることもなければ、摘発されることもありません。田舎ですから。

この写真の桜、今はもうありません。

我々からすれば風情ある一風景も、田舎の人にとっては毎日みなれたもの。

桜の木1ポン切り倒すのに何の情もありません。


第2回 ガーデニング。実は近所とのいさかいの元にもなりなねない。
あまりにも上手に育てすぎるとありとあらゆる害虫を呼び、ときには近所で畑を営んでいるおばちゃん(田舎の人はMy畑をもっている率が高い)から「あんたんとこの庭からくる虫がうちの茄子にくっついてかなわんわ!」とかいわれたりします。



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ツユクサ。 初春の花。きれいな蒼ですね。




田舎で暮らすと、たぶん、住まいに庭がついてきます。

自分の好みでガーデニングするのも愉しい。

自分のまいた種が発芽し、大きく育つのは感動ものです。

しかしどの過程もそうであるように、努力を怠ってはいけませんし、努力を嫌な人には田舎は住めません。
まず手入れを放置すればたちまちタンポポのような綿毛でとんでくる雑草が、日陰ではドクダミがいっきに生えてきます。ものすごい繁殖力と生命力です。

そして自然は植物だけのためにあるものではありません。当然、葉を食う昆虫も退治せねばなりません。かといって消毒材なんかまくと隣近所から

「おまい、それ、何やっとんな」

という文句がきます。
話それますが、田舎のおっちゃんおばちゃんは、よそものに対しすごく警戒するんです。
ちょっと遅くまで部屋の灯りがついていたらそれだけで翌日「昨日はおそうまで何やっとったん」とかいちいちきいてくるし、大きめの荷物が届いただけで「ほれ、何」とずうずうしくきいてきます。 
田舎で暮らすにはコミュニケーションにも妥協できる人が好ましいです。

かといってガーデニングをせず庭をそのまま放置すると雑草天国となり結果は同じ事。だから、いやおうなく手入れはせねばなりません。

さてこの庭、メリットもあればデメリットもあるわけで、
あまりにも上手に育てすぎるとありとあらゆる害虫を呼び、ときには近所で畑を営んでいるおばちゃん(田舎の人はMy畑をもっている率が高い)から「あんたんとこの庭からくる虫がうちの茄子にくっついてかなわんわ!」とかいわれたりします。
そうこれはウリハムシという甲虫で、茄子系の植物の大害虫なのですがつぶすと嫌なニオイがします。

都会からきたばかりで虫のことをよくしらない、虫になれていない人がいきなりガーデニングとかはじめるとこういう目にあいかねませんから気をつけましょう。
第1回 不便さを受け入れる覚悟はありますか
私は、スローライフや田舎暮らしを詠う方達とは、逆方向にすすんできました。

都会で育ち、喧騒から逸脱したい、ゆっくり過ぎる時の中に身を任せたいという都会の方達とまったく逆方向に、

田舎に生まれ、田舎で育ったが、にぎやかで活気がある都会で、第一線でバリバリ現役で働きたい、

という理由から、田舎出身の者はほとんどその地を離れていきます。

過疎がすすんでいるのがその確たる証拠。

若者は都会にあこがれるものです。



ここはそういうコラムの集まりにしようと思います。


第1回 「田舎の不便さを受け入れる覚悟はありますか」

私は四国の南、人口8,000人前後の港町で中学卒業まで過ごしました。

高校と同時に県庁所在地であるちょっとした地方都市へ引っ越し、30手前まで住んでいましたが、とある事情でまた田舎へ引っ込みました。
その2年後に妻が嫁いできたのですが、

妻の実家は「家の前にはレンタルビデオ店」「歩いて1分のところに100円ショップ」「家の裏側にはAEON系列の大型ショッピングセンター」「歩いて5分のところにマクドナルド」というロケーションでした。

それが、田舎に嫁いできたとたんに、すべてがない。

田舎には大型ショッピングセンターなんてありません。ちいさなスーパーが点在しているたけです。
しかも田舎ゆえ競合とかそういうものとは無縁の世界だから、商品価格も高い。
電化製品でたとえるならヤ○ダデンキVSコ○マのような価格合戦なんてないから、すべてが高いのです。

そもそもヤ○ダデンキもコ○マもありません。あるのは町の電気屋さん。
ちょっとした電化製品をいろいろ見くらべてきめたいなんてできません。展示製品がありませんから。
だから、カタログみて二次元の世界でオンライン注文するか、車で1時間かけて大型店舗のある街へいかねばなりません。たかが電化製品1つ探すのにくるまで往復2時間。なんという手間と無駄。

田舎暮らしにあこがれる人は、この時間を無駄と、思ってはなりません。
物価が高いことに不満を言ってはなりません。

この不便さと何もなさ、これが妻にはストレスとなり、とても暮らせる状態ではありませんでした。



田舎暮らしの現実、いくつか例を挙げてみましょう。

ネット環境に文句を言わないでください。
場所によってはISDNすらありません。
携帯圏外に文句を言わないでください。
ちょっと奥へ行けばすぐ圏外になります。またトンネルが多いのもその理由です。
田舎だから野菜や果物、海産物が安いと思わないでください。
そんなことありません。人口の少なさから絶対流通量が少ないためむしろ価格は高いです。ただ、新鮮さは保証します。
美容院がないと文句を言わないでください。
散髪屋で我慢してください。
夜中におなかがすいて冷蔵庫の中に何もなかったらあきらめてください。
基本的に21時をすぎると自販機以外何も買えないと覚悟してください。
夏場は虫が入るのはあたりまえと思ってください。
ムカデ、クモ、ゴキブリ、ナメクジ、ゲジ、カマドウマ、ハチ、アブ、シロアリ、クロアリ、これらはどんなに締め切っていても入ってきます。排水口を逆走するとか。
蚊は蚊取りリキッドetcで防げますが、上記の虫はその程度では死にません。
また、ムカデとハチはへたするとそのまま病院へ走らねばならないことに。私は走っていきました。
自然環境は静か、は、嘘です
初夏には山から猿がおりてきて、木をゆすったり喧嘩とてギャアギャアさわぎながら木の実を食べています。夏は田んぼでカエルがうるさく、ゲコゲコの他にヴォー、クケケケケッ、グイーッグイーッとかなりのオーケストラ。そして初秋にはバッタとコオロギの乱奏。クツワムシが網戸に張りついて鳴き出したらもう寝れません。
そしてときおり山からきこえる、発情鹿の雄叫び。


これらを覚悟し、克服できれば、あこがれのスローライフは目の前です♪



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